地熱床システム採用のユニバーサルホームとは?
1995年に設立された株式会社ユニバーサルホームは、木造住宅の建築・販売を手がけるフランチャイズ企業で、日本全国の加盟店(工務店)を通してローコスト住宅を供給している会社です。ユニバーサルホームの坪単価は40~70万円ほどで、大手ハウスメーカーと同じかそれ以下の水準です。ユニバーサルホームの住宅は省コスト&坪単価の低いローコスト住宅であることに加えて、自然エネルギーを活用した地熱床システムにより省エネで快適に過ごせるという特徴があります。
日本を含めて地球上の多くの場所では季節ごとに気温が変化しており、低温の冬と高温の夏がやって来ます。一般的に気温は日照量によって大きく変化しますが、地面の温度は気温と比べて温度変化が少ないという特徴があります。地下やトンネル内部は夏涼しくて冬暖かいといわれていますが、これは地面の温度変化が少ないことが理由です。ユニバーサルホームの地熱床システムは、年間を通じて温度変化の少ない地熱を利用することで快適に過ごせるように工夫したものです。
一般的な木造住宅の床下は何もない空間ですが、ユニバーサルホームの地熱床システムは地熱を伝えるために砂利で密閉されています。地熱を有効利用することにより、夏は涼しくて冬は暖かく快適に過ごせる住環境が得られます。普通の木造住宅は夏になると熱せられた空気が床下に入り込むので、室内が暑くなってしまいます。地熱床システムは床下が砂利で埋められているので、熱い空気が侵入することなく涼しく過ごせます。地熱床システムと床暖房を組み合わせることで、冬でも少ないエネルギーで暖かく快適に過ごせるという特徴があります。
地熱床システムのメリットは他に、シロアリが侵入しにくい、水害が発生しても床下浸水を起こすことがない点です。床下に湿気が入り込むことがないのでカビが発生しにくく、子育て中の家族でも安心して過ごせます。床下には線路の敷石と同じように砂利が敷き詰められているので、基礎が強固で振動を吸収してくれます。砂利が振動や地震の揺れを吸収してくれるので、耐震性に優れているという特徴もあります。
ユニバーサルホームの住宅は標準仕様で高性能外壁材ALCが使用されています。これは無機系(自然素材)の安全な材料で出来ており、ホルムアルデヒドやトルエンといった有害な有機溶剤を含んでおらず、アレルギー体質の方や小さな子供がいる家庭でも安心して過ごせます。また耐火性・遮音性・耐久性にも優れています。